Home Assistant (haos) からヤマハのサウンドバー「YAS-109」の電源をオンにする設定を行った。結論から言うと、標準のDLNAやWoL(Wake on LAN)では起動できず、HACSのカスタムインテグレーションを導入するのが唯一の解決策である。解決に至るまで二転三転した詳細な経緯と手順を記録しておく。
最終的な解決策:HACSカスタムインテグレーションの導入
有志の開発者がこの暗号化通信の仕組みを解析し、専用の証明書を用いたAPIリクエストを自動生成してくれるカスタムインテグレーションを作成してくれていた。これを導入することで、ようやく制御が可能になった。
具体的な導入手順
- haosのサイドバーからHACS(Home Assistant Community Store)を開く。
- 「Integrations」からカスタムリポジトリ設定を開く。
- URLに https://github.com/osk2/yamaha-soundbar を入力し、Categoryを「Integration」として追加する。
- リストに表示された「Yamaha Soundbar」をダウンロードし、haosを一度再起動する。
- configuration.yaml に以下の設定を追記する。
media_player: - platform: yamaha_soundbar host: 192.168.X.X # 実際のIPアドレスに置き換える name: "YAS-109"
- 設定を保存後、再度haosを再起動する。
結果と運用
再起動後、開発者ツールのエンティティリストに media_player.yas_109 が無事に追加された。
複雑な通信の壁はすべてカスタムインテグレーションが裏側で処理してくれるため、haosからは以下の非常にシンプルな標準コマンドを送るだけで確実に電源をオンにできるようになった。
service: media_player.turn_on target: entity_id: media_player.yas_109
回り道はしたが、最終的には最もスマートで確実な環境を構築することができた。
